東海大学の駅伝メンバーで私が注目している選手を紹介、気になっていたことを調べてみました。
今回は館澤亨次選手(3年)です。1500mで日本選手権2連覇中です。中距離で活躍していながら、約20km走る箱根まで対応できるすごい選手です。
1500mはいつから専門的にやっているの?
本格的に1500mを始めたのは大学に入ってからみたいです。高校時代は5000mでインターハイに出場、それと駅伝で活躍していました。
この本で1500mを本格的に始めたきっかけを知りました。
この部分を読んで、「長距離選手なのに短距離選手みたいなタイムで走るんだ!」とビックリしたんです↓
16年の夏に100mのタイムを測定して、館澤がチームで一番速かったのだ。スパイクを履いて、スタンディングスタートで100mを駆け抜けて、11秒90(手動)をマーク。チームで11秒台は館澤だけだった。
引用元:「箱根駅伝ノート」
100m、高校や大学の選手で10秒台だとトップレベルだと思いますが、あまり変わらない。いや、変わるけど、長距離の選手がと考えると速い!
いつも鼻にしているテープは
館澤君と言えば、いつも鼻にテープをして走っているイメージがあります。
鼻腔拡張テープと言って、鼻腔を拡げて鼻の通りをよくし、呼吸を楽にする効果があるそうです。
いつもだいたいテープをしているけど、前回の箱根駅伝ではしていなかった。今回の箱根駅伝はどうなんだろう。
大学入学してからの3大駅伝(出雲・全日本・箱根)での成績
3年(2018)出雲2区(区間2位)、全日本3区(区間1位)
2年(2017)出雲2区(区間2位)、全日本3区(区間1位)、箱根8区(区間2位)
1年(2016)出雲2区(区間2位)、全日本3区(区間1位)、箱根5区(区間13位)
館澤選手は出雲・全日本・箱根の三大駅伝を1年生の時からから全てメンバーに入って走っています。今いるメンバーで1年生から三大駅伝全てで走っているのは館澤君だけ。実力のある選手が多い中、メンバー入りし続けていることにすごいと思って、注目しています。
箱根駅伝でのエピソード。1年生の箱根は辛いデビューだった。
1年生の時に5区で出場したけど、区間13位。途中までは区間トップタイムで走っていたけど、後半遅れてしまいました。おそらく今までの陸上生活で一番悔しい気持ちになったんじゃないかな、と。走ってこのような区間順位とかきっと今までなかったと思うんです。
2年生の時は8区を走り、区間2位でした。前年の悔しかった気持ちを晴らせたはず!
私の箱根駅伝の区間予想
3年生の今回はどこを走るのだろう。3区?8区?スピードを活かせそうな平坦なコースかな、と予想してみました。
1区とかどうなんだろう、ラストスパート強いけど。1区のような集団にならなくても一人でも走れそうだから違うのかな。
これからはチーム力がアップするはず!
今年の駅伝シーズンの始まり、出雲駅伝のメンバーを見た時、主力じゃなかったから心配でした。去年の優勝メンバーで今回も走ったのは館澤君と關君の2人だけ。しかも關君は故障(ケガ)明けだったから。
館澤君、關君、鬼塚君は黄金世代と呼ばれる、実力のある選手がたくさんいる3年生の中で1年生から活躍している選手です。
今回關君の故障明けと鬼塚君の欠場で「自分が頑張らないと」という気持ちだったと思います。だけど、館澤君も1500mの試合が続いていて駅伝に向けての練習は満足にできていなかったはず。
それでも出雲は区間2位、その後の全日本は区間1位で。チームは出雲3位、全日本2位と優勝を逃してしまい、責任を感じる部分があったようだけど、主力メンバーの復帰、そして中間層のメンバーも活躍していてこれからはどんどんチーム力がアップするだけだろうから、みんなでどうか箱根を頑張ってほしい!
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