東海大学の中島怜利選手(3年)。箱根駅伝の山下りで注目の選手。ロードが強いイメージだったけど、2018年の今年はトラックでも活躍しスピードもあるところを見せてくれています。
中学・高校のこと
中学は兵庫県立大白書中学校。中央大学の堀尾謙介選手(4年)と同じです。揃って大学でも活躍していることが素晴らしいと思います。
高校は岡山県の倉敷高校。
インターハイは3000mSC(3000m障害)で2年生、3年生で出場。全国高校駅伝も2年生、3年生の時にメンバーに選ばれ、6区を走りました。2年生の時は区間19位、3年生の時は区間2位。
東海大学入学、箱根が目標だったけど今年はトラックでも活躍
大学は箱根で走ることを目標に入学。
ロードや10000mで活躍することを目指して練習していたようだけど、3年生の2018年はトラックでも活躍しています。
6月 5000m 13分53秒93自己新(第2回世田谷陸上記録会)
6月 5000m 13分54秒52(2018日本学生陸上競技個人選手権大会)
8月 1500m 3分57秒41自己新(第9回東海大学種目別競技)
9月 5000m出場(日本インカレ)
トラックでは、800m、1500m、3000m、5000m、10000m、3000mSCに出場しています、幅広すぎる。5000mで13分台の記録が2回出てすっかりスピード軍団の仲間入り。
ロードでは、7月の士別ハーフマラソンで学生トップの9位。
大学入学してからの三大駅伝の成績
3年(2018)出雲3区(区間12位)
2年(2017)箱根6区(区間2位)
1年(2016)箱根6区(区間8位)
1年生、2年生の時は箱根駅伝に出場、2回とも6区で山下りです。1年生の時から区間8位と活躍していましたけど、前回は区間2位。往路後半に失速してしまった流れをいい流れに変える走りでした。
今年(2018)の出雲駅伝デビューは辛かった
今年の出雲駅伝、エース区間の3区で走った中島君。区間12位でした。他のメンバーは区間上位で走り、中島君の走りはブレーキになってしまいました。きっとすごい責任を感じてしまったはず。
全日本もメンバー入りはしていたけど、出走はなかった。大丈夫かな・・・と思っていたけど、11月の上尾シティハーフマラソンで6位入賞(1時間02分28秒、自己新)。故障で駅伝シーズン出遅れていた阪口君(3年)と一緒に頑張りました。
私の箱根駅伝の区間予想
山登り、山下りの5区と6区は適正のある選手が限られるので、私は今回も中島君は6区だと予想しています。区間賞を目指してほしい!頑張れ、58分切り!
中島君の色々な面を見られるところ
中島君本人のTwitterを見ると、強豪の倉敷高校に入学することになった経緯、試合前後の意気込み、応援のお礼や今後の目標、本人が盛ったという自撮り(イケメンだ)、お菓子(グミ)大好きな件、真面目なものもありながら、ちょくちょく面白い言葉も書かれていて笑ってしまいます。自分の考えをきちんと言っている時もあります。
「こういうことを思って試合に出ているんだな」というのがわかるので、今回の箱根前後も何か言ってくれるかなと思って楽しみにしています。箱根も期待しています!
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