中央大学の田母神一喜君(4年)。
福島県出身で高校は学校法人石川高校。
3年生の時にインターハイ1500mで優勝しています。
800mや1500mの中距離で活躍している選手なのですが、2019年7月にこのツイッターを見て「そうなの!?」のビックリした覚えがあります。
先日、大学入学後からコーチングを受けていた横田さんの下、そしてチーム横田から離れることになりました
今、自分がやらなければいけない事、今しかできない事に全力を注ぎたいと決めました
後ろを振り向かず全力でやってこいと背中を押し出してくれる、最高のコーチです。
強くなって、また帰ります pic.twitter.com/3kK7Gl3Ins— 田母神 一喜 (@mdrunner340) July 2, 2019
彼がやるべきことは中央大学の長距離主将に専念することだと考え、うちのチームを離れる決断を二人でしました。こういった大きな決断はなかなか簡単ではなく、それができた彼を心から尊敬してます。戻ってくる気でいるみたいだけど、中途半端にやりやがったら戻って来る場所はありません。がんばれ。 https://t.co/JAC7RHtV6q
— 横田真人 (@MASATO_800) July 3, 2019
前回(第95回箱根駅伝)で中大はシードを獲れなくて、「自分がなんとかしないといけない」と思ったようです。
中距離から箱根(約20km)を走れるようにするのは大変そう、それだけ大きな決断をしたんだな・・・と。
そして7月のホクレンディスタンスチャレンジ士別大会の1500mで学生時代のトラック競技を終えたのでした。(3分44秒53)
夏合宿を経て、10000mに初挑戦。
初10000mは30'19"46
狙っていたタイムには程遠く、まだまだ力不足でした。
長距離に移行してここまで2ヶ月半、あと3ヶ月弱ありますので、落ち込んでる暇もないので、もっともっと強くなります。 https://t.co/oIRuMNOSPn— 田母神 一喜 (@mdrunner340) October 6, 2019
10月のこの練習、この投稿を見て「本当だ、これはずっとついていかないといけないヤツだな」と思ってクスッと笑ってしまいました。
本日の練習、最後の一本は監督に自転車で引っ張っていただきました。
絶対に垂れられないという緊張感の中良い練習ができました(笑) pic.twitter.com/NudOkKCcOY— 田母神 一喜 (@mdrunner340) October 19, 2019
箱根駅伝の予選会はメンバーに入ってなかった。
まさか予選会ギリギリ通過(10位)と私は思っていなかったけど、中大も選手達もそうじゃなかったのかなと思いました。
予選会のテレビ放送や、後日の中央大学に密着した特集を見ていて、応援に回っていた田母神君の後半の不安な感じ、そして最後(10位)で「中央大学」と呼ばれて泣いてる姿を見て「繋がってよかった~」とテレビを見ながら思っていました。
中央大学、田母神君と同学年の船津君が1年の時、1年生ながらキャプテンをしていたのですが、その時は予選会で落ちてしまって。テレビで見たそのときの状況が今でも忘れられません。
だから今回は4年生最後、中央大学には出て欲しいと思ったのです。
そして11月、上尾シティマラソンで初のハーフマラソンに挑戦。
https://twitter.com/mdrunner340/status/1195892126673862656
64分と65分だったら聞こえがだいぶ違いますよね、もし自分でもこうなったら「私は64分台で走った!」となると思う!
でも夏から長距離の練習をし始めてここまでくるってすごいなぁ、と単純に思いました。65分でも64分でも早すぎる!!!
11月末の日体大記録会では10000mの記録更新。
10000m 29'30"91の自己ベスト
練習の一環で出場しましたが、このタイムで走れたことに驚きです。
そして何より、チーム横田の応援が一番力になりました
残り1ヶ月、まだまだ強くなります!! pic.twitter.com/yqFx88H6xy— 田母神 一喜 (@mdrunner340) November 30, 2019
走るたびに記録があがっていきそう。
ここまで頑張っている田母神君の走りを箱根駅伝で観たいなぁと思っています。
16人のメンバーには入れそうに思うけど、10人に入れるかな・・・。
今記録が上り調子なので、このままの勢いでメンバー入りして欲しいです。