母のすい臓がんがわかるまで。

ちあきです。
母が昨年の6月にすい臓がんが発覚しまして、今も闘病中です。すい臓がんで闘病されている方や家族の方のブログに助けられたことがたくさんありました。私も何か参考になることがあればいいなと思い、病気がわかってからと闘病中の様子を書いておきます。

最初は黄疸から

5月下旬くらい、尿がやけに黄色いなと思ったそうです。だけどこの時は思っただけでそれほど気にならなかったみたい。数日して鏡を見た時に顔やデコルテのあたりが黄色くなっているのに気づいてさすがに何か変!?と思って近所の病院へ行く。すると「これはすぐに大きい病院で検査してもらったほうがいい」と言われ紹介状を書いてもらう。

大きい病院に行って検査後、即入院と言われる

紹介状書いてもらってそのままかかりつけの大きい病院に行くと、即入院と言われたそう。「今日入院することになった」と連絡が来てビックリして子ども達と母の入院していた病院に行きました。検査したところ、胆管が狭くなっていて黄疸になったとのこと。胆管が狭いままにしておくと危険なので処置しないといけない。石が詰まっているとすればそれを取り除けば終了、石でなければステントで胆管を広げて原因を調べるということで内視鏡検査。原因は石ではなかった。

しばらくして「病状説明で家族も一緒に聞いてほしいと先生から言われたから来てもらえる?」と母から連絡。あぁ、あんまりよくないお話なのかな・・・と落ち込んだ。病院で母、おばさん、私の3人で先生の話を聞いた。そこですい臓がんと言われました。がん細胞が胆管を圧迫していて狭くなり、黄疸になっていたとのこと。診た感じでは摘出できるので取ったほうがいい。

すい臓はいろんな臓器の影に隠れているから、他の臓器と比べるとがんになっても気づくのが遅くなるみたいです。母のように黄疸の症状で気づくこともあるけど、特に何も変化がなく気づいた時には症状が進んでいて手術できない・・・っていうことがすい臓がんには多いらしい。先生は「ステージは3だけど、手術できるからそういう点から見ると初期ともいえる」と言っていた。

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治療方針

手術できるとなり、今後の治療方針を教えてもらう。手術できるのですぐがん細胞を取り、その後予防の為に6ヶ月程抗がん剤治療をするのが主流。なんですが、母は20年程前に胃がんになり胃を全摘しています。胃がない分、手術した後栄養が上手く取れなくて抗がん剤治療ができないかもしれない。なので先に抗がん剤治療をやってそれから手術で摘出がいいんじゃないかという話になる。

事前に抗がん剤治療をしてがん細胞を小さくしてから手術という方法もその先生から前に聞いていて(外科の先生にがん細胞を小さくしてからの手術にしたいと言われることもあるらしい)、どっちの意味合いが大きいのかよくわからなかったので「これはがん細胞を小さくする為に最初に抗がん剤をするということですか?」と聞いたら、「いや、術後に抗がん剤ができない場合の為にという感じかな」と言ってました(これは消化器内科の主治医の先生)。ですが、後ほど消化器外科の先生のお話ではがん細胞を小さくしてから手術ということで・・・と言われたので、両方の意味があったのかもしれません。

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