【世界一受けたい授業】帝京大学ラグビー部、岩出雅之監督の授業で気づいた、楽しい気持ちで物事を行うためのコツ。

  • 2018年11月11日
  • 2018年12月1日
  • テレビ

11月10日(土)の「世界一受けたい授業」で見た言葉が「今、聞いてよかった!」と思ったので書きます。

帝京大学ラグビー部、岩出雅之監督の「なぜこれで強くなる?全国9連覇に導いた教育」という授業の時のことです。

最初は監督の大学生への教育方法に、何か子育てにも通じるものがあるかな、と思って見ていたんですけど、思いっきり自分へのメッセージを受けとりました。

どんな言葉だったか紹介します。

この質問の答えでした

今年1月に行われた全国大会の決勝で、
帝京大学は前半を終え10点のリードを許してしまいます。
そんな厳しい状況の中、先生はハーフタイム中に
選手達にある驚きの言葉をかけました。
一体、どんな言葉をかけたのでしょうか?

世界一受けたい授業」より引用

この答えが「楽しもう!」でした。

負けていて、厳しい状況でもそのことすら楽しむという。

楽しんでいる気持ちで行動した時が一番力を発揮できるみたいです。

ハーフタイムが終わって笑顔で試合に戻っていった選手達はその後逆転して優勝しました。

「楽しもう!」を聞いて思ったこと

楽しむんだなぁ。

どんな時も「今、この状態をどう楽しむか」なんだなぁ。

楽しい時はもちろん。

例え楽しくないものであっても、楽しもうと思って行動することで今という時間が充実したものになる。

「充実してる今」を続けることで力が発揮されて、自分の夢?目標?なりたい自分?に近づいていけるのか。

と頭の中で考えていました。

最近というか、ここ何ヶ月か「今を生きる」「今を大事にする」という言葉を色んなところで見たり聞いたりしてるんです。

神様が私に気づかせようと何度もこの言葉を出してくるのかと思うくらい。

今を大事にする、プラス楽しい気持ちで過ごす、それが大事なんだと思いました。

だけど、いつも楽しむなんてできる?

「だけど、いつも楽しむなんてできる?」と思う私もいます。

不安や心配、イライラがあったらそもそも楽しめない。ラグビーの試合みたいに試合で大差がついたような状態だったらそんな時に楽しもうなんて思えない気がする。「今日は負けそう・・・」と思ってしまいそう。

授業では、「7割の法則」という選手全体の7割が達成できる目標を設定するというものや、「ミーティング」で学年の違う選手3人が1つのグループになって練習中にでてきた課題を選手同士で考えて話し合うというものが紹介されていました。

この日々の練習の継続が自信を持てたり、チームの信頼関係に繋がって「いつもできてるから今日も大丈夫」って楽しむ気持ちに持っていけるのかな、と思いました。

子育てに当てはめるとしたら、

1.自分も子どもにも始めから完璧を求めない、7割できたらすごい!ということで子ども自分も(笑)褒める。

自信に繋がる!

2.子どもも私も自分で考える。何かあった時自分でどうしようか考える。子どもが困っていたらすぐ答えを出さずに子どもが考えて解決に持っていけるような質問&話し合い。

自分と子どもの間の信頼関係が強くなる。何かあっても考える力が付いていたら、突発的な問題にも考えることができて楽しむ気持ちに繋がる。

私はついつい子どもが困っていたらすぐ手伝ってしまうところがあります。答えをすぐ教えちゃうような。時間がかかるかもしれないけど、考えてから行動するというのが大事なんだなと改めて思います。

子育てに通じるもの、時代に合った育て方に変える

岩出監督は就任してから10年は昔からの体育会系の厳しい指導をしていたみたいなんです。だけど、今の子ども達には合ってないと指導方法を今のものに変えたらしいです。

昔のままでいいこともるけど、変える必要があるときもあるんだ。

子育てもそうだなと思うんです。

わかっているけど、私はつい「自分が子どもの時はこうだったから」という感じで今も子育てしてる時があるな、と。

今までと同じことをしているとどうなるかわかっている分、安心もある。変えるのはエネルギーがいるし、不安や心配もありますよね。

私は常日頃から変化よりは今の状態をキープ・・・と思っちゃうところがあるけれど、それでいいのならいいけど、変えたいのだったら、

「私はどうなりたいか?」「私はどうしたいのか?」と考えたことにほんのちょっとでもいいから動いてみる。っていうのが大事なんじゃないかと。

まずは自分の気持ちを考えてみる。そして何かしら行動してみる。

それから子どもはどう思っているのか?をお互いに話してみて生活していくことが大切だなと思いました。