実父が脳梗塞で倒れてから約2年半経ちました。右半身不随になって倒れた当初は先生から「良くなって車いす生活かも」と言われましたが、足は劇的に回復して歩けるようになりました。
手は右手が麻痺しているので左手で食事。スプーンやフォークで自分で食べられるように。
字は右手で鉛筆を持って平仮名や数字、自分の名前を漢字で書くような練習をしています。
一番の後遺症は言語でした。失語で言葉が発せられません。倒れた当初からこちらが言っていることには反応するので言われていることはわかっているのかな、という感じです。
倒れてすぐ、まだ足も手も動かない時はこちらの呼びかけに瞬きで反応。数日後動く左足を上げたりして呼びかけに反応。その後しばらくしてから手の平を見せたり返したりして反応するようになりました。
手の平を見せたり返したりするのが、いまだどちらがイエスでどちらがノーかがわかりません。
あとは顔の表情を見たり、「あー」というので「あー」の言い方で判断。
新聞は入院していた時から見ていました。字を見てわかっているのかがはっきりわからず。
テレビも見ます。主にスポーツとニュース番組。
今は「おはよう」「おやすみ」「バイバイ」のような単語を言えるようになりました。「おはよう」「おやすみ」は母が毎日言わせているみたいです。子ども達(孫)に「○○って言って!」と言われると頑張って言おうとします。
言語の回復は年単位で時間がかかると言われていたんですけど、本当に時間はかかるけど少しずつできるようになるんですね。
父がリハビリを続けて頑張っている賜物なのですが。
そしてなんとか言葉を出させようと毎日話しかけている母の努力の賜物なのですが。
諦めずに続けることの大切さを教えてもらっている気がします。
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