ちあきです。
3月末に発売された、鈴木真奈美さんの新刊「幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方」。
地元の書店では発売してから早くても2、3日後でないと購入できませんが、ちょうど今回発売日直後に札幌駅に行く用事があり、購入することができました。とても嬉しかったです。ですが、その後色々とあり読むのが遅くなってしまいました・・・。やっと読むことができたので感想を書きたいと思います。
家族が病気になった時、何ができるか?
実は本を購入して数日後、父が倒れました。倒れた直後、主治医の先生から「よくなっても車椅子、寝たきりかもしれない。話すことも理解することもできないかもしれない。」と非常に厳しい病状説明がありました。子ども達が春休みの間はずっと実家にいて毎日病院にお見舞いに行っていたのですが、「これからどうなるんだろう?どうやって介護していったらいいんだろう?父はどこまで回復するんだろう?」と考えては不安になっていました。本を読む元気もなく、息子と娘が小学校と幼稚園に入学・・・と毎日あっという間に過ぎて5月くらいにようやく本を読む気持ちになれました。読んでみると、5章の「何があっても宇宙はあなたを困らせない」のP172に今後のヒントがありました。実家の両親とは一緒に住んでおらず、車でも1時間半ほどかかるのですぐに行ける距離でもなく、今後どうやってかかわっていくか、そもそも父の回復がどこまでなのか不安でいっぱいですが、こういう考え、思いをしていきながら過ごしていけばいいのか・・・と。実際に父は家族や親戚からたくさんのお見舞い、サポートを受けて最初の予想よりかなり回復していっています。毎日近くでサポートはできないけれど、今いる場所から日々思いを持って行動していこうと思うようになりました。
[ad]子育てで悩んでいるのではなく、自分の気持ちが悩ませていた?
もうひとつ、息子の行動で子育ての難しさをほぼ毎日痛感しているのですが(笑)、ある時「これはまずいだろう!」っていう出来事があったんですね。女の子の心が傷ついちゃうんじゃないかと。その時ちゃんと説明して息子も理解した感じがあるんですが、私はその後もモヤモヤ。その時にヒントになったのが3章「好きな人ばかりに囲まれて、生きていく」のP106の部分でした。私は息子の行動そのものよりも息子の行動によって他人が私についてどう思うかを気にしているんじゃないかと。そうです、私は子どもの頃から、他人からどう思わているのがとても気になるタイプでした。今もそうだと思います。その対処方法が本の中に書かれていました。こういうふうに考えればいいんだ、と読んで少し気持ちが楽になりました。
なぜか悩んでいることのヒントが送られてきます!ドキっとします!
鈴木真奈美さんの本を読むとなんだか穏やかな気持ちになれるというか。そして悩んでいることへのヒントが必ずあるので「こうやって考えればいいのか!」と前向きになれます。メールマガジンも定期的に発行されていていつも読んでいるんですが、不思議なことに自分が悩んでいることがテーマになっていることがけっこうあってドッキリします(笑)。鈴木真奈美さんのメッセージを読むようになって自分自身の気持ちを大切にするようになりました。
子育てで少し行き詰っていたり、ママ友やお仕事関係などの人間関係で何かモヤモヤとした気持ちがあったらぜひ読んでみてもらいたいです。自分の考え方、気持ちの整理ができて軽やかになれるきっかけになると思います!
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